Saturday, December 18, 2010
ラジオ英語会話もスタートし、Early You. が How are you? に聞こえるようになった頃(と言ってもこの数日間の出来事なのだが)、姉の友人が英語を使える機会が欲しいということでお手伝いに来てくれることになった。大学を卒業している社会人である。でも昼間に来ていた。不思議だ。この変の記憶は単なる画像になってしまっていて、時間軸が定まらない。強い印象がないものは記録がないといけない。
彼女と二人になって少し気が楽である。その折に、次のようなことが起きた。北欧のカメラマンは3名である。彼らはマサの父親の現像所で撮影してきた写真を現像し、焼付けるものはなく、フィルムのままにして、それを時事通信社に持参して、本国へ毎日電送するのである。アナログな世界であった。
スウェーデン人のカメラマンが自分で撮影したフィルムを持ってきてそれらを現像した。
フィルムは現像したら大型の乾燥機で乾燥させる。
乾燥にはかなりに時間がかかるので、その間に彼は再び現場へ出かけていった。
彼が不在の間に、ノルウェーかフィンランドのどちらかのカメラマンがやってきて、その乾燥し終わったフィルムを持っていった。
さて、ここでクイズをやろうとしているのではない。
表題の問題が起きた。勘が鋭い方は既にお分かりでしょう。
スウェーデンのカメラマンが戻ってきて、「俺が乾燥させていたフィルムはどうした」と聞いてきた。
そこで、マサ少年は、Mr. ○○ bring them.と説明した。
マサの気持ちは「○○さんが持って行きました。」です。
どうです読者の皆さん。マサ少年の英語力はまだまだこの程度です。大学入試(北大を受けていましたが)で合格点など取れるわけありませんよね。
でもマサ少年は真剣に言ったのです。仕事ですからね。
当然のごとく、スウェーデンの彼は「bring them???」と聞き返してきます。
自分が持っていたものを何で仲間の○○が持ってきたなどと言うのだろうという気持ちでしょう。
ところがマサは、bringという現在形を使ったことの間違えにも気がつき、慌てて、
“Ah, no, no. Mr. ○○ brought them.”
と言ってしまう。
これで話は複雑化した。
時制が合致したので、「○○さんが持ってきた」となれば、なんだ、マサは何を言っているのだろうということになる。
ここでもマサは学んだね。「持ってくる」「持っていく(take)」の二語は日本語では語尾の違いだけだが、英語では全く異なった単語を使うということを。
もちろん、慌てたマサ少年は「和英辞典」を持ち出して、しっかりと調べて返答したので、この問答は5分程度で収束した。なんと言ってもこれは、業務中の出来事である。英会話スクールで練習をしているわけではない。彼らも貴重な時間に無駄な時間は使いたくない。そんな緊張感がいっぱいの仕事であった。
take は「取る」という意味だとばっかり思い込んでいたマサ少年の頭では、取るというのは自分の方へ引きつけるのだから、どちらかと言うと持ってくるという印象が強かったのも傷害になっていた。
この間、実は姉の友人も、おとなしい人であったので助け舟を上手く出す機会を見つけられなくて苦しんでいたようだ。
とにかく国際コミュニケーションは大変だと思いさらに勉強をしようと気合を入れなおすマサ少年であった。
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