Saturday, December 11, 2010
彼ら3人にマサ少年が最初に発した言葉。
それはハローでした。
その次が問題です。
お茶の好みを聞き出すというmissionをもらったのです。
高校3年間の学習は終了しているマサ少年です。
当然「紅茶と日本茶とどちらが良いですか?」
なんていう表現は分かっています。
でも言えないのです。
金縛りにあったみたいに言えないのです。
その金縛りを解くのに、1分はかかりました。
根性を出して、気合を込めて、全身全霊の力を振り絞ってこのカルチャーショック状態から抜け出して質問します。
“Which do you like better,
green tea or red tea?”
完璧だ。「緑茶と紅茶とどっちが好きですか?」
構文通りに進んだ。
どうだ、すごいだろう。「回答をよこせ。」
と考えていましたが、彼らは躊躇するのです。
“Red tea?”と聞き返してきました。
こいつは何を言っているんだ。紅茶は紅の茶=red teaに決まっているだろうが?
マサ少年の家はアメリカ人のようにコーヒーなどは飲まない。
飲み物は紅茶と決まっていて、しかも、日東紅茶ではないぞ、有名なLiptonしか飲まないのだぞ。
マサ少年は“Yes, red tea.”と応えます。
彼らは三人三様に怪訝な顔をしてから、
“Green tea, please.”
と言ってきました。
なんだ、日本のものに興味があるのだな。
中々やるな。とマサ少年は思いつつ、緑茶を取りに台所へ行きました。
どのくらいの期間があったかもう忘れましたが、
マサ少年は少し訝しく思っていた、Red teaを辞書で調べてみました。見ました。いや見ません。みつかりません。
「あれ、どういうことだろう。」と思いますが、その点、成績は悪くとも、機転が効くマサ少年は「和英辞典」を調べます。
「紅茶=tea」
あれっ! 紅茶はteaだったのです。
Red Tea=紅いお茶=紅茶という単語にはならなかったのです。
マサ少年はこの時の経験を今でも忘れません。
二つの大きな事柄です。
一つは、日本語と英語は1対1対応はしないのだということ。
もう一つは、英語を知識として知っていても言葉は人が相手の人に伝えるための道具にしかすぎない。だから相手がどのような人であっても交流しようという意思がなければコミュニケーションを取ることはできないんだということです。
この経験がマサ少年の将来に大きな一歩となったのです。
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