2011年1月22日土曜日

暗誦で身につく力

Saturday, January 22, 2011

会話教材、Nancy and George Catholicの家庭に育ったNancyProtestantの家庭のGeorgeとの恋愛物語です。

同じキリスト教であっても宗派の違いは、当時のアメリカでは人種差別問題と並んで大きな社会問題でした。

若い2人が困難を乗り越えて行く、ある意味、
Romeo and Juliet
ハッピーエンドバージョンというところです。

出だしのナレーションは次の通りです。

マサの記憶のポケットから出しますから、もしも、違う点があれば、コメントにてご指摘ください。
ただし著作権の問題が有りますから、名前は意図的にイニシャルにしています。

N, 17, is the only child of Mr. and Mrs. Wil-. 
George, 18 is the oldest son of Mrs.Mac-.
They live in Middle town, USA.

One morning, in the William’s home.

Mrs. M.   “Eat your egg, Nancy.”
Nan.       “Oh, Mother. Must I”
Mrs. M.   “You always like them, didn't you?”
Nan.      “I know.
But I'm going to be 17 next month.”

と、まあこんな内容で始まります。

当時のアメリカの日常生活を通して、文化背景を理解しながら英語表現を体得するようになっています。

今とは違いアメリカの生活と日本の生活との圧倒的な差をしっかりと認識しながら言葉を学ぶ。

英語はアメリカを理解する道具(コミュニケーションツール)だと言う、
当時の言語学習の指導方針が見えていますね。

異文化理解はこのようなストーリー仕立ての暗誦という単純ではあるけれどかなりハードな作業を通して身につけられることが、暗誦の一つのメリットでしょう。
この行動を進化させていくと、英語ドラマの実施ということになります。
そうなると異文化をしっかりと理解しなければ、台詞に感情を加えることはできませんね。

さてその文化理解という視点で一つ問題です。
「ナンシーはなぜ卵を食べたくないと言ったのでしょうか?」

これはナレーションとナンシーの台詞から類推できます。
ナンシーは来月17歳になります。ですから、この段階では16歳ですね。

映画「サウンドオブミュージック」にも
I am sixteen, going to be seventeen.
という歌があるように、16歳、17歳の女の娘の気持ちはとても微妙です。
また、英語世界では、sweet sixteenという大きなパーティがあるほどの重要な年齢です。
まぁ、世界的にもお年頃の年齢です。ですから、shapepostureには思いっきり気を使いたいという気持ちの表れと、「もう子どもじゃないんだから」という気持ちの現れでしょう。
このような解釈をinterpretationと言って、台詞を言う感情の入れ具合をどうするかを決定する要素になります。

余談ですが、みなさんはティーンエージャーという言葉をお使いになりますか。英語のスペルはteenagerです。日本語に翻訳すると「10代」ということですが、英語では何歳から何歳だと思いますか。

teenがついていますから、答えは、
thirteen, fourteen, fifteen, sixteen,
seventeen, eighteen, nineteenです。
さて、ここまで書いて発見したのですが、
sixteenteenのちょうど真ん中です。

これも面白いですね。
女の子にとって16歳はとっても重要な年齢なのですね。

では、このコーナーでは次週土曜日にお会いしましょう。

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