Friday October 15th 2010
マサ少年が勉強力を発揮したのは中1最初の全校実力テストでした。
第6位という快挙です。
中1は10クラスだったので、当然クラストップです。
しかし、それ以降は成績がどんどん下がります。
理由は簡単です。
マサ少年は記憶力が良かったようです。
小学校のテストは単元毎に実施されます。
マサ少年は授業での記憶で点数が取れたのです。
家での復習はテストで高得点を取る目的としては不要だったので、
マサ少年はいわゆる宿題以外の家庭学習習慣は身についていませんでした。
中学では全く異なった学習作戦が必要です。
試験は2ヶ月に一回です。
学習内容を定着させ、しかも試験では知識の運用力が試されるように
なりました。そのためには復習が欠かせません。
しかし、復習をするという家庭学習習慣がついていないマサ少年にとって大きな問題でした。自ずと成績は下降線をたどりました。
教訓:
家庭学習習慣は小学生のうちに
しっかりとつけること。
そんな折にマサ少年に一つの出来事が起きます。
I have a book. を皆さんは「私は一冊の本を持っています。」と訳しますね。
不自然な日本語ですが、中学の最初は基本の型を身につけなければいけないために納得をしますね。
文法事項として、have の後ろ(動詞の後ろ)に来る言葉は目的語と言って、日本語では「~を」という訳を付けなさいと学びました。
そこで、I like an apple.という英語を日本語に直す際に、マサ少年は「私は(一つの)りんごを好きです。」と言いました。
すると、それまで、「動詞の後ろにある言葉」は
目的語と言って「~を」と言っていた先生が、
「りんごが好きです、でしょう。」と言います。
これはマサ少年にとっては頭蓋骨陥没の衝撃です。
さっきまで動詞の後は目的語で日本語では「~を」と言っていた人が、
なんでlikeのときだけは、「りんごが」と言うのだろう。
「?????」が頭いっぱいに広がりました。
教訓:
日本語の品詞と英語の品詞は異なるから
一対一対応はしない。
国文法で考えますと、「好き」は動詞ではなく形容動詞です。
英語でlikeは動詞ですから、本来日本語でも、「好む」という動詞を
あてはめなければいけません。
教訓:
日本語文の主語述語関係と
英語文の主語述語関連は全く違う。
日本語で「述語」になる品詞は
↓↓↓↓
1名詞・2動詞・3形容詞・4形容動詞です。
英語で「述語」になる品詞は
↓↓↓↓
1動詞(be動詞・一般動詞)です。
この違いを中学の英語教師が認識していれば、
英語と日本語の共通点・相違点を指導できますし、
日本語文法が自然に身についている中学生にも
納得できる説明ができるはずです。
この事件(?)がきっかけで、
マサ少年は英語を日本語に直すことが少し怖くなってきました。
そして、同時に英語って難しいのだなという気持ちが芽生えてきました。
そして、一年後にinteresting事件が起きることで
英語とは「おさらばよ」という状況になっていくのです。
10月22日(金曜日)へ続く
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