2010年10月1日金曜日

言葉ってなんだ?

Friday October 1st 2010

 “○◆*+V%$#V¥@△□”
これがマサ少年の小学校時代の英語でした。
リズム感覚とVの発音以外は英語ではありません。
何を言っているか本人以外はわかりません。
でも、大切なことは本人がわかってしゃべっているということです。

 言語の基本です。言語は意味を含有した記号(信号)です。
話し言葉が言語の最初の発生です。文字は記録が必要と考えた民族だけが保有した記号です。現在でも世界中の言語の大半は文字を持ちません。

 吉本隆明の「言語にとって美とは何か」の中に、言語の発生について言及している部分がある。
山の部族の者が一人、普段の狩猟テリトリーを超えて進んでいると、彼の目に青い水をたたえる広大は場所が目に入る。
あまりに驚いた彼は、それを部族の仲間に伝えるために駆け戻る。
部族の仲間に彼は、その場所の方向を指さして「ウッ」と叫ぶ。
部族の民は、尋常ではない彼の様子を見て、彼についていく。
その間中、若者は「ウッ、ウッ」と指さしながら進むのである。
そして全員がその広大は光景を目にしたときに若者の発している「ウッ」という音声と「その物」とが一致する。
「ウッ」に意味が乗り移り、
「海」という言語がその部族に生まれた瞬間である。

 これと同様に、マサ少年が発する言語“%V$#¥○◆V*+□@V△”は、マサ国の言語として、もしも彼以外の国民が居れば共通言語になっていったであろう。
もちろん、マサ言語を理解できたのは、後にも先にも、マサ少年とたまにマサ少年の戯言に付き合ってくれた優しい姉様だけであった。

 こうしてマサ少年は、英語学習への大きな期待を胸に秘めて、中学校へ進学していくのである。

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(ことばのToy Box1)
マサ少年が住んでいた北海道は、明治になって北海道開拓が始まるまでは北方先住民族のアイヌが住む土地であった。だから土地の呼び名はアイヌ語であった。札幌もアイヌ語のサツ・ポロ・ベツ=乾いた大きな川という語からとったもの。札幌の南(今は市街地が大きくなったので中央)を流れる豊平川とそれが作る広大な扇状地がその言葉の元であるらしい。


※英語を学習する諸君
   英語は自分達(民族)の文化・歴史・習慣や自分の思想や哲学を
   他の国の人に発信するための手段である。一方でその逆もあり、
   また、意見を交換するということもある。
   だから、英語を学ぶことを日本を学ぶことのきっかけにして欲しい。
   そうスマイル・マサは思っている。


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